こんばんは、車椅子大好き、ホイールチェア滝川@マネテク!です。

以前イタリアに旅行に行った帰り、飛行機の中で妻が体調を崩したところ、成田についたら車椅子が用意されていて駅までANAのスタッフの方が見送って下さったことがありました。
その後病院に直行し、大事には至らなかったのですが、手厚い対応に感激したのを覚えています。
ちなみに利用した航空会社はオーストリア航空でしたが、スターアライアンスということでANAのスタッフが対応してくださったようです。

さて、そんなANAが樹脂製の車椅子を導入したそうです。

<ANA>樹脂製車椅子導入 手荷物検査が容易に

 全日本空輸(ANA)は、4月から樹脂製の車椅子を羽田空港(東京都大田区)に導入した。車椅子メーカーの松永製作所(岐阜県養老町)と約3年かけて共同開発した力作だ。導入までの経緯を探ってみた。

 ◇乗客の負担となったボディーチェック

 旅客機に搭乗する際、ハイジャックなどテロ防止の観点から手荷物検査が行われる。小銭入れや携帯電話など金属探知機に反応するものはX線検査機に通し、人間は金属探知機で反応がなければ検査を通過できる。

 しかし、車椅子で搭乗する乗客の場合は、車椅子が金属探知機に反応してしまうため、ボディーチェックが欠かせない。乗客に負担をかけるだけでなく、時間もかかっていた。金属探知機に反応しない竹製の車椅子を日本航空(JAL)が2010年から導入しているが、ANAは13年から松永製作所と開発していた。

初めて知りましたが、何気にJALは竹製の車椅子を導入しているんですね。
生産可能な台数がかなり少ないようでなかなか普及していないみたいですが、これもちょっと興味深いですね。

(参考リンク)
・サービス JALユニバーサルデザイン

なお、空港で使う、ということで、機内にも入れるように大きい車輪の脱着ができなければならないなど、通常の車椅子にはない機能も備えているそうです。

現状、羽田空港で64台が導入されているようで、知らず知らずのうちに目にしていそうですね。
今後2~3年で全国にある約500台の車椅子を置き換える予定、とのことで、金属探知機によるチェックする側/される側双方の負担軽減が着実に進むのではないかと思います。

また、この車椅子を開発した松永製作所は、「ANAが加盟している航空連合のスターアライアンス加盟社にも使ってもらうことで世界に羽ばたいてくれたら」とコメントしています。
冒頭で書いた通り、オーストリア航空の機内で発生した病人のケアをANAのスタッフが担当したり、という素地はあると思いますので、ぜひメイドインジャパンの樹脂製車椅子が世界に広がっていけばと思います。

ちなみに最近、遅ればせながら「下町ロケット」を見始めました。
技術力ってすごいですよね!

(参考リンク)
・<ANA>樹脂製車椅子導入 手荷物検査が容易に (毎日新聞) – Yahoo!ニュース