こんばんは、日本大好き、
ジャパン滝川@マネテク!です。

ボーイングが今後主要部品の生産を
日本から引き上げるのではないかというニュースです。


・アングル:ボーイング、JAL失注で製造の米国回帰加速も (ロイター) – Yahoo!ニュース

アングル:ボーイング、JAL失注で製造の米国回帰加速も

日本航空(JAL)のエアバス機購入決定は、ボーイングにとって当然痛手だが、米国の製造業に恩恵をもたらす可能性も秘めている。現在日本企業が担っている機体製造業務の米国回帰が期待できるからだ。

ボーイングはここ50年、翼や胴体部分の製造を他企業に委託する傾向を強めてきた。ボーイング機の生産には多くの日本企業が関係しており、このため、日本の航空会社はボーイング機を購入し続けてきた。日本の製造業がボーイング機製造に携わり続ける限り、日本市場ではボーイングがエアバスを押さえて圧倒的地位を保つという好循環だ。

ところが、JALは今月7日、エアバス機の導入を発表した。大型機ボーイング777型機の更新にあたり、エアバスのA350型機を選定したのだ。契約額は95億ドル。発表を受け、業界関係者からは、ボーイングが今後日本企業への製造委託を減らし、委託先を本国米国を含む他国にシフトさせるのではとの声が挙がった。

ボーイングは777型機の次世代モデルである777Xの設計を年内に固め、2020年までに就航させる計画。

日本の航空会社は、トラブル続きの787型機(ドリームライナー)では大口顧客だが、777Xについては今のところ顕著な買い手ではない。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチのアナリスト、ロン・エプスタイン氏は、777Xの生産で、787型機の方針が踏襲されることはないとみており、日本企業は参画するが「ビッグプレーヤーにはならないだろう」と述べた。

ボーイングは、777Xの生産体制についてあらゆる選択肢を検討中とし、JALの決定が影響を及ぼすどうかは明言を避けている。

777Xのお披露目は11月のドバイ航空ショーと予想されている。ドバイ航空ショーでは、エミレーツ航空が大型機150機を発注する計画で、777Xが最も有力とされている。

787型機の翼部分を担当しており、ボーイングが翼の生産を米国に移した場合最も影響を受ける三菱重工の広報は、「ボーイングが下す決定。もし翼の生産を依頼されれば、最善を尽くす。依頼されなかったとしても、引き続きできる限りのことをする」と述べた。

ボーイングが777Xの機体や部品をどこで生産するかについて、選択肢は限られている。確実に成し遂げられる企業は一握りだからだ。

受注の可能性がある米国の企業は、スピリット・エアロシステム(カンザス州)、トリンプ・グループ(ペンシルベニア州)など。スピリットはすでにボーイング機の翼の一部や機体を製造している。トリンプは航空機の翼や機体などを製造している。ボーイングが、自社で生産する可能性もある。

韓国と中国も、777Xの一部の生産場所の候補として取りざたされている。

ボーイングに近い筋は、ボーイングが世界的に進める経費削減によって、生産委託された日本企業は中国やインドで低コストの製造業者探しを強いられる可能性が高く、サプライチェーン(供給網)で中国の存在感が増し日本が低下するとの見方を示した。

ボーイングが2012年に始めた経費削減計画「Partnering for Success」は、日本企業を含むすべてのサプライヤーに3─4年で15%のコスト削減を求めているという。

JALがエアバス機を発注したのは
このブログでも先日取り上げた通りですが、
その裏ではいろいろと動きがあるようです。

(過去記事)
・ジャンボジェット機時代の終焉:マネテク!

それにしても、一律カットのコストカットとか、
いかにも製造業っぽいですね。

ところでエアバスの生産は、やはり調達も含めて
ヨーロッパ域内で行われているのでしょうかね。

日本企業としても、ボーイングだけでなく、
エアバスへの部材提供なんかも視野に入れて動いてはどうかと思います。

企業秘密的な関係で両方の仕事をするのは無理かもしれませんが、
仮に失注した場合でも、特に問題はないように思います。
ぜひ高い技術力を活かして活躍の場を広げて欲しいですね。