こんばんは、飛行機大好き、
エアプレーン滝川@マネテク!です。

LCCの台頭などもあってか、世界的に見ても航空機の需要は旺盛なようですが、
一方で手作業による製造工程が多く、
多大なリソースを食っているのが現状かと思います。

そんな航空機製造業界にも技術革新の波が訪れているようです。

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photo credit: Seattle Municipal Archives via photopin cc


・焦点:航空産業に新時代、受注拡大で製造現場に変革 | Reuters

焦点:航空産業に新時代、受注拡大で製造現場に変革

世界の航空機メーカーが自慢の最新鋭機を披露する航空ショーが17日、フランスのパリ郊外で始まった。最新機に耳目が集まる一方で、メーカーの製造現場ではコスト削減や工期短縮を目指したさまざまな策が講じられている。

今後5年以内には、航空機のエンジンパーツは3Dプリンターで作られ、塗装はロボット、リベット接合は機械で行われるようになっている可能性がある。米ボーイング(BA.N: 株価, 企業情報, レポート)民間航空機部門のレイ・コナー最高経営責任者(CEO)は、「次の大きな変革は製造現場にもたらされるだろう。さらなるオートメーション化で、いかに速く効果的に航空機を製造できるかがポイントだ」と語った。

航空業界は自動車と比べ、オートメーションの導入が遅い。ボーイングと欧州航空防衛大手EADS傘下のエアバス(EAD.PA: 株価, 企業情報, レポート)が1年間で製造するのは約1200機と製造量は比較的少なく、多額の投資を正当化するのが難しい。さらに複雑な製造過程や規制なども相まって、航空機は「手作り」で行われている部分が多い。

しかし記録的な受注の高まりを背景に、航空業界は低コストで多くの機体を製造する方向に舵を切り始めている。ボーイングの試算では、今後20年で3万5000機以上、4兆8000億ドル(約455兆円)相当が引き渡される公算だという。

厳しい価格競争で航空機メーカーは利益確保が厳しくなる中、コスト削減は利益率を改善するために残された唯一の手段だ。航空部品の6─7割はサプライヤーから調達しており、メーカーはサプライヤーに工夫を求めるなどして対応に当たっている。

政府の予算削減のあおりを食う軍用機部門もまた、工場運営の効率化を実施している。コンサルタント会社アリックスパートナーズのデービッド・フィッツパトリック氏は「今後5─15年で航空業界には大きな嵐が吹き荒れるだろう」と予言してみせた。

3Dプリンターで部品を作る、というのはすごいですね。
いまだに3Dプリンターの仕組みをよく理解できていないのですが、
ある程度汎用性を持った形で使えるとすれば、
さらに大幅なコスト削減につながる可能性を秘めていそうですね。

また、オートメーションが進んでいる自動車製造業界からの技術転用は、
もっと行われてもよいような気がします。
エアバスの、塗装は全て手作業、というのもちょっと意外でした。

航空機の価格が下がることにより利用客の運賃も下がる、
というほどの波及効果が期待できるかはよく分かりませんが、
航空会社としても採算を取りやすくなるはずですので、
路線の拡充等、利便性が向上することを期待したいと思います。